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2025.11.14

援助的コミュニケーションとしてのハンドマッサージ

みなさん  こんにちは
紅葉も始まって、景色の綺麗な季節になりましたね🍁
大学の木々たちも、カラフルに色づいてきました🍂

さて今回は、2年生の精神看護学演習の様子をご紹介します。
患者さんとの信頼関係を築くためには、
患者さんのニーズ(必要としていること)や感情に寄り添いながら、
問題解決のための意図的なコミュニケーションが必要となります🌈

そのコミュニケーションツールの一つとして、
今回はハンドマッサージを実施しています🙌

ではなぜ、精神科看護でハンドマッサージなのでしょうか?
まずは「触れるケア」についての効果や目的を学びます👀


たとえば、昼夜が逆転して眠れない方や
気持ちが落ち着かず精神的に不安定な患者さんに
ハンドマッサージ🖐や足浴(足湯)👣を行うことで、
リラックス効果が得られて、症状が安定していくことが研究で明らかになっています。 
  
また不眠や落ち着かないなどの症状がなくても、
患者さんとの関係を深めるためのコミュニケーションの場としても、とても有効です🌈

この日の演習は、 ”慢性期の統合失調症の患者さんに
ハンドマッサージをしながらコミュニケーションを図る”  という内容でした🖐


普段は話しづらいことも、
ハンドマッサージをしながらリラックスすることで、
学生にだけ心の内を話してくれることもあるかもしれません🤗
 

マッサージをしている学生も穏やかな表情をしていますね😊
きっと、相手の患者役の学生にも「触れるケア」の効果が伝わっていると思います。
話しやすい雰囲気の中でポロッと本音がもれたりして… 
手もポカポカ、心もポカポカ💗になったかな?


演習の最後はグループワークをして、
看護学生役、患者役の両方の体験を振り返ります💬

「とてもリラックスできて話しやすかった」
「手がポカポカして気持ちよかった」
「患者さんから、『また、してもらいたい』と思ってもらえるような
 マッサージとコミュニケーションを心がけ
たい」などなど
今後の実習に活かしていきたいという感想が聞かれました✨

ぜひ、これから出会う患者さんへ
触れるケア」を通して援助的コミュニケーションを図って、
信頼関係を築いていってくださいね🌈


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