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2011.03.22

看護学科が目指す資格・お仕事紹介!

こんにちは

今日は、進学を目指す皆様からのよくあるの質問。
「看護学科が目指す資格・仕事ってどんなもの?」
についてお答えしていきますね

まず、本学の看護学科4年間を修了すると・・・
看護師国家試験受験資格
保健師国家試験受験資格

の2つの国家試験受験資格が取得できます。

ここでよく誤解しがちなのが・・・
看護師・保健師の資格が得られるわけではありません。

例えば、自動車免許の場合を例にすると、
自動車学校で講義や運転の練習をしたからといって免許がもらえるわけではありませんよね。決められた時間数の講義や運転技術の実技を終えると本試験に受験することが可能となり、その本試験に合格して初めて、若葉マークのドライバーになります

それと一緒で、本学で4年間まなぶことで本試験(=看護師国家試験・保健師国家試験)を受験する資格、つまり国家試験受験資格が得られるわけです

看護学科では、卒業時に得られる国家試験受験資格として、
看護師
保健師
助産師(選択制)

があります。
ちなみに、助産師は選択制で、本学の場合、助産師を希望する学生に対し大学3年の終わりに選抜試験を実施して国家試験を受ける学生を決定しています。

さらに重要なポイントとして、助産師、保健師は看護師資格をもっていなければならないことです。(つまり、保健師や助産師の国家試験に合格しても、看護師の国家試験に合格しなければ、免許は交付されないということです。)

では最後にそれぞれの仕事について簡単にご紹介します。

看護師
ご存知のように、主に病院で勤務しています。入院患者の治療や回復に向けた看護を実践してます。看護専門職の中でも一番イメージしやすい仕事だと思います

保健師
主に地域住民の健康状態の把握と、健康支援に向けた指導をしていきます。地域の住民は、高齢者から新生児までに及びます。訪問もします。幅広い方々の看護にあたりますので、保健師一人一人の深い人生経験も大切です。仕事場は、行政が中心。また地域包括支援センターなどで活躍しています。

助産師
妊婦さんの妊娠中・出産時・後の看護、そして新生児の看護をする仕事です。生命の誕生に携わることのできる職種ですね。また子育て支援や育児に関する相談対応など女性の強い味方として様々な場面で活躍しています。残念ながら現在の規則に基づき男性は、助産師にはなれません。

さらに、本学科では養護教諭一種免許について取得を目指すことができます。こちらも「選択制」になります。
養護教諭免許は国家試験がありませんので、看護師・保健師・助産師のように試験に合格する必要はありません。大学で必要な科目(授業)を履修し、且つ保健師資格を持っている(試験に合格する)ことで、申請手続きを行えば養護教諭1種免許を取得することができます。

養護教諭はいわゆる学校の保健室の先生ですので、勤務先が学校になります。そのため、免許を持っていたとしても実際に養護教諭として働くためには、就職試験(教員採用試験)を受けて採用になる必要があります。ただし、ご存知のように学校には、保健室の先生は一人ですよね。要するに、狭き門です。

いかがでしたか。

このように本学看護学科では看護専門職に関るさまざまな資格取得への道が用意されています。実際本学科には、看護師・保健師を目指す学生。看護師・保健師+助産師を目指す学生。看護師・保健師+養護教諭を目指す学生など、それぞれの目標や希望に沿って学んでいます。

一口に「看護」といっても、その仕事や役割もさまざまです。
是非、いろいろな看護専門職について理解し、自分なりの将来像をイメージしてください。

そんな将来像をイメージする絶好の機会がオープンキャンパスです!
体験プログラムや在学生・教員との懇談などを通じて、看護専門職についてより詳しく知ってください。

次回オープンキャンパスは4月23日(土)
教員・在校生一同お待ちしています

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