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2025.03.14

2024年度後期 連携総合ゼミ

2025年3月3日🎎~3月7日に連携総合ゼミが開講されました。
連携総合ゼミは、3年次後期と4年次前期に開講されるゼミです。
15学科混成で複数のチームが形成され、具体的な症例をもとにグループワークを行います。
グループワークでは、学生が主体となり症例に対する支援策を検討していきます。
今回は、2つのゼミにお邪魔しましたので紹介します。

ゼミ① 症例「幼い子どもをもつ終末期にある若年がん患者」
このゼミは、命の期限を伝えられた
幼い子どもを持つがん患者とその家族に対する支援を検討していました。
参加したのは、看護学科、社会福祉学科、理学療法学科、健康栄養学科、診療放射線学科、義肢装具自立支援学科、計6学科の学生6名です。
このゼミでは、まずチームが目指す目標を決め、専門的知識を活かして意見交換をしながら支援策を検討しました。
その中で看護学科の学生は、痛みや苦しみを軽減するために必要な医療やケア、介護を担当するご家族の負担軽減策について提案していました。
みんな、とても良い表情で話し合っていますね💛


ゼミ② 症例「独居高齢者の救急車の不適切な利用について」
このゼミは、緊急時以外にも救急車を呼ぶようになった一人暮らしの高齢者への支援を検討していました。
参加したのは、看護学科、社会福祉学科、理学療法学科、救急救命学科、健康栄養学科、健康スポーツ学科、計6学科の学生6名です。
このゼミでは、チームが一丸となって地域全体で一人暮らしの高齢者を支える支援策を検討しました。
その中で看護学科の学生は、「なぜ必要性のないときも救急車を呼ぶのか、相手の立場になって考えなければならない」と提案していました。
常に患者に寄り添い、患者の代弁者となることは看護師の大切な役割の一つです。
ゼミの担当教員も含めて、とても楽しそうですね💛


最終日は、
ゼミを受講した全学生が参加する全体報告会🎉です。
全16チームが午前と午後に渡り、4日間で話し合った成果を発表します。
今年度も多くの学生が受講しました。

みんな真剣に聞いていますね。
発表後には複数の質問が出たりと、活発な意見交換の場となりました。


このゼミは、5日間の集中講義で受講すると大学から「修了証」が授与されます。
学生からは、「それぞれの専門職の考え方が理解できた」「多職種連携の必要性を実感できた」などの感想が聞かれ、将来のチーム医療の担い手として成長できた様子でした。

皆さんも新潟医療福祉大学で「チーム医療」の基礎を学んでみませんか。

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