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2025.12.08

在宅看護学概論”ALS患者様・ご家族の声をきく”

みなさん  こんにちは
北風も強くなり、寒さが身に染みる季節になりました❄
みなさん新潟の新米🌾は食べましたか?
しっかりと栄養をとって🍢🍙🍄
元気もりもり、寒さを乗り越えていきましょう💪

今回は、2年生 “在宅看護学概論” の授業の様子をご紹介しますね。
みなさんは、これ👇何かわかりますか?

文字盤”と言います。
透明なアクリル板に文字が書かれていて、
声や手話で会話をすることが難しい方とのコミュニケーションツールの1つです🍒

伝えたい側が文字を見つめて、
読み取る側が視線に合わせて文字盤を動かし、
メッセージを1文字  1文字  読んでいきます👀💕👀

こちらはフリック式の文字盤です👇 ケータイみたいですよね~


この日の授業では、
ALS(筋萎縮生側索硬化症) という神経難病を患っており
在宅で訪問看護、訪問介護を利用しながら生活されているAさんとご家族、
日本ALS協会新潟県支部の皆様が講演に来てくださいました。

ALSとは、筋肉を動かす神経が障害される病気で、
徐々に手足や舌の筋肉が衰えて、いずれ食事や呼吸もご自分の力では難しくなっていきます。
Aさんは呼吸器をつけて、車いすで来てくださいました♿

のどに呼吸を助ける器械をつけているため、
ご自分の声でお話しすることはできませんが、
口の動きを読む方法文字盤を使って、コミュニケーションを図っています💞

講演では、
Aさんの病気に対する思いや人生観について
ご家族の方から代わりにお話ししていただいたり、
30年以上在宅介護をされているご家族の思いを語っていただきました。
このように直接お話を伺える機会は、とても貴重ですね✨

授業の後半では、
普段Aさんが使っている”文字盤”を使ったゲームにみんなで挑戦🎯

文章が出題されて、
伝える側も読み取る側も真剣に目と目を合わせています~👀💕👀

1文字も間違えずに読み取れた先着10名の学生は・・・
Aさんとハイターッチ🙌 Aさんも学生も、いい笑顔ですね😊😊

   
そして最後にみんなでパシャリ📸  みんないい笑顔~😊
 

授業を終えた学生たちからは、
”ご自身、ご家族がALSと告知されることは、大きな不安や悩み、
 決断を一気に迫られ、将来の希望が持てなくなるのだと思った”

”文字盤を使用したコミュニケーションで人との繋がりもできたと聞き、
 少しずつ楽しみや生きがいを見つけることができるのだと学んだ”

"訪問看護や介護サービスは患者さんや家族に寄り添い、
 頼りになる存在なのだと感じた" など
学生たちの心にはそれぞれ響いたメッセージがありました💞


Aさん、ご家族の皆様、日本ALS協会新潟県支部の皆様、
大変貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!

またぜひ、看護学科へ遊びにいらしてくださいね🌈 
お待ちしています~🤗



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