2025.12.25
こんにちは😊
日に日に寒さが厳しくなってきましたが、元気に過ごしていますか?
今回は、成人看護学を担当されている、桶谷先生のインタビューをもとに、
女性がん患者を支える研究の取り組みについてご紹介します。

みなさんは“研究”と聞くと、難しそう…と思うかもしれません。
でも、実は研究には“わからないことがわかる楽しさ”があります。
先生のお話には、「研究に挑戦してみたい!」と思えるヒントがきっと見つかるはずです。
ぜひ最後まで読んでみてください!
研究の世界に飛び込んだきっかけ
「研究って難しそう…」そう思っていたのは、私も同じでした。
私は臨床で長く働いていましたが、研究は義務的に発表する程度で、正直「楽しい」とは思えませんでした。
転機となったのは、地元・新潟に戻り大学院に進学したこと。
自分の疑問を探求し、少しずつ答えが見えてくる過程で「研究って面白い!」と感じるようになりました。
私の研究テーマ──女性がん患者のサバイバーシップ支援
大学院で、乳がん患者さんが、子どもに病気を伝える過程を研究したのが始まりです。
小さなお子さんを抱えながら闘病する母親たちを見てきた経験から、このテーマを選びました。
サバイバーシップとは、がんを経験した人が治療後も生活を続ける過程を支える考え方です。
がんは『死』ではなく『生きる』時代。
現在も、女性がん患者さんが恋愛・結婚・妊娠・出産・育児、そして社会活動を営めるように支援する研究を続けています。
だからこそ、サバイバーとしての人生を支える看護の役割はますます重要です。

(第45回日本看護科学学会学術集会にて)
印象に残ったエピソード
インタビューで印象的だったのは、「伝えない」という選択をする母親がいたこと。
子どもにとって何が最善かを悩み抜いた末の決断です。
看護師は、その選択を尊重し、支えることが大切だと強く感じました。

(世界災害看護学会2024In神戸にて)
学生のみなさんへ──研究は“わからない”を“わかった”に変える力
研究は難しそうに見えるかもしれません。
でも、一つでも結果が出ると、その充実感は大きいです。
自分の努力が看護の発展に役立つかもしれない。
それが研究の醍醐味です。
大学教員は全力でサポートします。
ぜひ、研究の世界に飛び込んでみてください。一緒に頑張りましょう!

(第45回日本看護科学学会学術集会にて成人看護学の教員と)
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